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筋肉(咬筋)の炎症による顎関節症について

こんにちは!


安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

(最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です)


みその歯科・矯正歯科、院長 濵子 です。

 

本日は、筋肉(咬筋)の炎症による顎関節症について


です。



11月も中旬に入り気温がぐっと下がってきました。


今年の11月頭はまだ昼は半袖ですごせましたが、今現在は上に何かを羽織らないと寒くて凍えてしまいます。


今年に関しては、本当に秋を感じることが少なかったです。


春秋が短く、夏から一気に冬になる感覚が年々強くなっているように感じます。


ここまで気温差があると体調管理も難しくなります。


また一気に気温が下がることにより、食いしばりが増える傾向にあります。


食いしばりが増えてしまうと咬筋(咬むための筋肉)が炎症を引き起こして、噛んだり口を開けたりするときに痛みを感じてしまうことがあります。


これが『顎関節症(筋肉由来)』です。



特に当院では、寒くなってからこの症状で来院される患者様が増えています。



急に寒くなると食いしばりが増える理由としては、寒さによりふるえるからなのです。

(試してもらうとわかるのですが、口を開けた状態では人間はふるえることができません。)


日常的に食いしばりが少ない方ですと、寒さで起こる食いしばりが増えたとしても痛みとして感じることは少ないです。


ただ日常的に食いしばりが多い方ですと、痛みとして発現してしまうケースが多いです。


誤解があるかもしれないのですが、

食いしばりとは強く噛みしめることだけではなく、上下の歯が軽く触れている状態も含みます。


基本的に顎がリラックスしている状態とは、歯と歯が接触せずにぽかんと開いている状態のことを指します。


また咬むという行動が基本的には(咬筋歯根膜)反射によって起きるため自覚しにくいです。


気づかない場面で歯と歯が接触していることはよくありので注意が必要です。



対応法としては、

①状況を理解していただくこと


②食いしばりがある場合は自覚できるように心がけること


上下の歯が食事やスポーツなどの場面以外では基本的に接触しないように注意すること


になります。


簡単そうでとても難しいです。


病院に来ていただいた場合では、筋肉(咬筋)をリラックスさせるために電気を流したり、マウスピース(ナイトガード)を作ることなどをさせていただきます。


心当たりがある方はいつでもご連絡してください。



また、似たような痛みで歯周病やむし歯の場合も多々ありますので、噛んで痛いなどありましたらぜひ受診してください。





みその歯科・矯正歯科

歯科/小児歯科/矯正歯科/審美歯科/歯周病治療/フッ素塗布/ホワイトニング/マタニティ歯科/予防歯科

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院長 濵子 真吉