こんにちは！
安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん
（最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です）
みその歯科矯正歯科、院長 濵子 です。
本日は、
歯や歯肉（歯茎）が原因ではないのに歯が痛くなることがあるの？
です。
歯の痛みを感じた場合、歯医者さんに行かれると思います。
ですが、歯の痛みの原因が、むし歯・歯周病・知覚過敏・口腔粘膜疾患ではないこともあります。
『関連痛』と呼ばれるものを聞いたことはありますでしょうか？
関連痛とは？
原因部位に局在するところだけではなく、原因部位に隣接する、または離れた部位に発生する痛みです。
お口の中の場合、奥歯で関連痛を感じることが多々あります。
前歯の痛みにおいては、あまり感じることはありません。
理由としては、体の構造上、奥歯は前歯に比べて感覚神経が鈍いために起こります。
例えば、
患者様で「右下の歯が痛いです。」と言われたため、口腔内を診察してみると、右上に大きなむし歯があるということが、たびたび起こります。
また、「右下の一番奥の歯が痛いです。」と言われた場合でも、一番奥ではなく２，３番目の歯であることもざらにあります。
前歯ではこのようなことはほとんどなく、患者様が痛みを訴える場所が患歯（原因）になることがほとんどです。
奥歯に関しては、周囲の歯や歯肉（歯茎）だけでなく、他の部位が炎症を起こしていても奥歯の痛みとして検知してしまうことがあります。
歯の『関連痛』の代表例
・上顎洞炎（副鼻腔炎、蓄膿）
・顎関節症（主に筋肉の炎症）
があります。
1⃣上顎洞炎（副鼻腔炎、蓄膿）
上顎洞に炎症起きてる状態です。
風邪、花粉症などが原因で起きます。
特に上顎洞の底の部分と上顎小臼歯部、大臼歯の歯根先端と近接しているため、上顎洞炎があると歯が浮いた感じや咬むと痛いなどの症状が出る場合があります。
2⃣顎関節症（主に筋肉の炎症）
顎関節症の原因は色々ありますが、その中でもくいしばりが強いと、筋肉（咬筋）が炎症を起こします。
咬筋に炎症があると、咬むと痛いなどの歯の症状が出ることがあります。
むし歯や歯周病が原因でない歯の痛みの場合は、これらを疑います。
歯の痛みがある場合、しっかりと診断を行った上で治療を行いますので困ってる場合はいつでもご連絡してください！
みその歯科・矯正歯科
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