こんにちは！

安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

（最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です）

みその歯科矯正歯科、院長　濵子　です。

本日は

親知らずを抜かないと歯並びがガタガタになるの？

です。

答えは、なる場合とならない場合があります。

矯正をする場合は移動する可能性があるので術前に抜歯することは多いです。

ただし、しっかりと親知らずが生えていても、上の歯と下の歯がしっかり噛み込んでいる場合は動かないこともよく目にします。

ではなぜ動いてしまうことがあるのでしょうか？

それは、

まず、すべての歯が歯の中心方向へ動く傾向があります。

例えば第１小臼歯を虫歯や歯周病で失ったとします。

その場合犬歯が第１小臼歯方向に動いたり、傾いたりはほとんどしません。

大半が第２小臼歯が第１小臼歯方向に動いたり傾いたりします。

なので、親知らずを抜いたからといって絶対歯並びが良いままかというと、そうでもありません。

親知らずがなくてもガタガタになる可能性はあります。

歯の大きさや根っこ（歯根）の数が多ければ多いほど動かす力は強いです。

なので親知らず自体の押す力は前歯に比べれば強いです。

そのため、心配である場合は抜歯をお勧めします。

歯が動く動かないで一番重要なのは、

歯周病の状態と骨密度が一番影響します。

歯周病で歯を支えている骨（歯槽骨）が吸収したりすれば、当然動きやすくなります。

年齢を重ねていくと骨密度も下がっていきます。

歯周病と同じように土台の骨が弱くなると動きやすい状態になってしまいます。

そのため歯をガタガタにさせないためには、歯周病を悪化させないことが一番大切になります。

悪化させないように定期検診を受けていただくと良いと思います。

その上で、心配であれば親知らずを抜歯しましょう！

みその歯科・矯正歯科

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院長　濵子　真吉