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保険で使用される金属は何が含まれているの?について

こんにちは!


安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

(最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です)


みその歯科矯正歯科、院長 濵子 です。

 

本日は、

保険で使用される金属は何が含まれているの?


です。


歯科の保険診療において使用される金属は3種類あります。


1⃣金銀パラジウム合金


2⃣銀合金


3⃣チタン


です。




1⃣金銀パラジウム合金


昔からクラウン(冠、FMC)や銀の詰め物(インレー、In)で使用されている金属になります。


組成は、金12%、銀50%、パラジウム20%、銅20%、その他に亜鉛やインジウム、錫などが含まれています。


海外の治療ではあまり見られないことが多いです。


どうしても見た目が金属色になってしまうため、見た目を気にされる場合は、保険診療ではCAD/CAMや、自由診療にてセラミックなどを検討していただくのが良いと思います。


2⃣銀合金


コア(差し歯などの土台)や小児(乳歯)の銀の詰め物などで使用されます。


組成は60%以上が銀で、その他に錫、ルテニウム、アルミニウムなどが含まれています。


金銀パラジウム合金より柔らかいです。


そのため、永久歯の被せもの(クラウン)などには適さないです。


また、金銀パラジウム合金よりイオンが溶け出しやすいため、長年歯肉(歯茎)に触れてしまっていると、歯茎が黒色変化(メタルタトゥー)を起こす可能性があります。


当院では絶対にクラウンとして使用していませんので、安心して受診してください。


3⃣チタン


金銀パラジウム合金の高騰(特に金とパラジウム)の高騰もあり、令和2年より保険適用されることになりました。


以前からも、自由診療やインプラントの素材として使用されているチタンですので、安全性には問題ありません。


金属としてはとても硬いので、調整しにくいデメリットがあります。




使用の用途によって、またアレルギーの有無などによって使い分けることが多いです。


なにでクラウンを被せたらよいか分からない、金属ではないものにしたいなどご相談ありましたら何時でもお尋ねください。


お待ちしています。





みその歯科・矯正歯科

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院長 濵子 真吉