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キシリトールについて

こんにちは!


安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

(最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です)


みその歯科矯正歯科、院長 濵子 です。

 

本日は、


キシリトールについて


です。


キシリトールという言葉自体は聞いたことがある人のほうが多いと思います。


おそらくガムに含まれていることが多く、CMなどでも耳にしたことがあると思います。


キシリトールとは糖質の1種となります。


糖質の分類

①糖類

  1. 単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトースなど)
  2. 二糖類(ショ糖、乳糖、麦芽糖など)

②多糖類(でんぷん、オリゴ糖など)

糖アルコールキシリトール、ソルビトール、エリトリトールなど)

④その他(人工甘味料、アスパルテームなど)


キシリトールは糖アルコールというものに属します。


特にイチゴやカリフラワーに多く含まれています。


天然のキシリトールは少量しか抽出することができないため、ガムなどに含まれているキシリトールは、人工的に作られたものが大半になります。


甘さは、砂糖(ショ糖)とほぼ同等で、スーっとした(清涼感のある)甘さになります。


キシリトールは体内で代謝されるときに、インスリン(ホルモン)の助けを必要としません。


そのため代用甘味料として糖尿病のかたに使用されることもあります。




キシリトールにはむし歯の予防効果もあります。

  1. むし歯菌を減少させて、むし歯の原因となる酸を作らせない働きがあります。
  2. むし歯菌自体がキシリトールを分解することができないため、キシリトールから酸を作ることができない。
  3. 甘さがあるので唾液(つば)が分泌されやすく、唾液(つば)の作用により再石灰化が促される。

ただし、甘さがキシリトール100%ではなく、他のショ糖(砂糖)などが含まれていれば効果は薄くなります。


またキシリトールを過剰に摂取した場合、お腹がゆるくなったりしますので、過剰摂取は気をつけてください。


うまくキシリトールを活用していただくと、虫歯予防としてとても良いものになります。


ただし、キシリトールを摂取しているからといって、歯磨きの代わりになるわけではありません。


毎日の適切な歯磨きが一番の虫歯予防になりますので、よろしくお願いします。



みその歯科・矯正歯科

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院長 濵子 真吉