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歯茎までハブラシで磨いたほうがいいの?について

こんにちは!


安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

(最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です)


みその歯科矯正歯科、院長 濵子 です。

本日は


歯茎までハブラシで磨いたほうがいいの?


です。


答えは、磨かないことが好ましいです。


なぜなら、

①粘膜はとても弱い組織であること

②そもそも歯茎(歯肉)には歯石は付着しないですし、歯垢(プラーク)や食べ物は単純に乗っているだけです


①粘膜はとても弱い細胞である

歯茎(歯肉)は粘膜でできています。


粘膜は皮膚に比べるとかなり弱いです。物理的な刺激に対して防御力がとても低いです。

ハブラシの刺激でも簡単に傷ができてしまいます。


傷ができた直後はあまり痛くなく、数日後口内炎のような状態になり痛みを感じてしまいます。


虫歯もなく、歯周病も正常値で、痛みがあると来院されることがあります。


よくよくお話を聞くと歯茎までしっかり磨いていると言われることがあります。


その場合この状態を疑います。



②そもそも歯茎(歯肉)には歯石は付着しないですし、歯垢(プラーク)や食べ物は単純に乗っている

歯の表面は顕微鏡でみると凹凸などが存在します。


粘膜はツルツルです。


粘膜の上に食べ物は、乗っているだけですし、歯垢の付着はほとんどありません。


そのため、

歯茎などの粘膜は磨く必要はないですし、磨いてはだめなのです。


他の粘膜の部位でも、ブラシなどで磨く場所はないと思います。


鼻の穴の中や瞼の内側に、鼻くそや目やにが溜まったとしてもブラシでは擦りません。


どこの粘膜も同じです。


もちろん、口の中において、歯茎と歯のギリギリの境目には溜まりやすいので、ギリギリの部位は必ず鏡を見てしっかりと磨いてほしいです。


また、指やガーゼでも傷ができることはあるのであまりお勧めしません。


洗口(うがい)で十分に、粘膜の上の食物などは除去できます。


わからない場合は、模型やお口の中でしっかりと磨き方などを指導させていただきます。


わからない場合は是非来院してください。


みその歯科・矯正歯科

歯科/小児歯科/矯正歯科/審美歯科/歯周病治療/フッ素塗布/ホワイトニング/マタニティ歯科/予防歯科

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院長 濵子 真吉