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歯周病と歯肉炎の違いについて

こんにちは!


安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

(最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です)


みその歯科矯正歯科、院長 濵子 です。

本日は


歯周病と歯肉炎の違い


です。


以前は、よく歯槽膿漏と呼ばれ一緒にされていました。



①歯肉炎

歯茎(歯肉)のみに炎症がある状態


②歯周病

歯茎(歯肉)のみならず、支えている骨(歯槽骨)まで炎症が広がっている状態


歯肉炎の状態が悪くなり、さらに進行した状態を歯周病と言います。


歯肉炎は一時的な歯茎(歯肉)の炎症ですので、適切な歯ブラシや処置を行えば、回復します。


歯周病は骨まで溶けていくので、適切な治療を行えば進行を止めることはできますが、治ることはありません。


骨(歯槽骨)を回復させる薬剤(リグロスやエムドゲインなど)はありますが、100%回復するわけでないです。


状況によってはほとんど効果が出ない場合もあります。


また、薬剤自体も高価になってしまいますし、治療期間、回数もかなりかかります。

(保険適応でリグロスを使用した場合は、最初に検査とレントゲン撮影、歯石除去を行います。そこから再検査、内部の歯石除去をします。その上で、歯茎の精密検査を行いリグロスを入れます。リグロスを入れる術式だけで3割負担で1万円くらいかかってしまいます。)


歯肉炎も歯周病も一番の原因は、お口の中に歯垢(プラーク)が残っていることです。


毎日2回以上歯ブラシをしなかったり、補助器具(糸ようじや歯間ブラシ)を一切つかわなかったり、使用していても歯ブラシなどがうまくできていないことが原因です。


初期の状態であれば、歯茎(歯肉)が腫れる歯肉炎で済みますが、そのままその状態を放置したり、長年経過してしまうと歯周病が進行していきます。


早い人だと10代後半から少しずつ症状が進行していきます。


歯周病の問題点は痛くないことです。


痛くないため放置しがちですが、まずは進行しないよう適切な歯ブラシをすることです。


また定期的に歯石を取るようにしましょう。



みその歯科・矯正歯科

歯科/小児歯科/矯正歯科/審美歯科/歯周病治療/フッ素塗布/ホワイトニング/マタニティ歯科/予防歯科

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院長 濵子 真吉