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口内炎とヘルパンギーナの口腔内症状の違いについて

こんにちは!


安城市、刈谷市、知立市からすぐの歯医者さん

(最寄り駅は東刈谷駅、三河安城駅です)


みその歯科・矯正歯科、院長 濵子 です。

 

本日は、


口内炎とヘルパンギーナの口腔内症状の違い


です。


今年はCovid19もまだ流行していますが、小児の間ではヘルパンギーナも例年以上に流行しています。



ヘルパンギーナとは?


コクサッキーウイルスなどのウイルスに感染することによる感染症です。


飛沫感染、接触感染が主な経路で、小児の場合はウイルスの付いた手で口や鼻を触ることによって感染することが多いです。


症状としては、2〜4日くらいの潜伏期間ののち突然の発熱、咽頭痛(のどの痛みやイガイガ)が現れます。


また、口腔内、軟口蓋、口蓋弓にかけて直径1〜2mm(大きいもので5mm)ほどの小水疱が現れます。


水疱が敗れると潰瘍を形成して痛みを伴うことがあります。


発熱については2〜4日くらいで治まりますが、口腔内にはしばらく症状が残ります。


お口の中が痛いため、小児の場合は不機嫌になったり、拒食や哺乳障害による脱水になってしまうこともあるので注意が必要です。


ほとんどが予後は良好で、一定期間がすぎると寛解します。


治療としては、抗ウイルス剤はなく、対処療法がメインになってしまいます。


発熱に対してはアセトアミノフェン(カロナールなど)などを用いることもあります。




お口の中で似たような症状として、口内炎、手足口病、ヘルペスなどがあります。



口内炎とヘルパンギーナの口腔内の症状としての違いは、


口内炎の場合の多くは1,2箇所にできることが多いです。


口内炎の一番の原因は、機械的に口腔内粘膜を傷つけてしまうことで、そのため1,2箇所になる場合が多いです。


免疫がおちたりビタミン不足によっても口内炎はできます。


その場合は複数箇所にできる場合もあります。


またヘルパンギーナの場合は、軟口蓋や口蓋弓にもできます。


喉の奥の方にまで水疱ができている場合は、ヘルパンギーナを疑います。


ヘルパンギーナの場合は、小児科や内科を受診していただくことになりますが、口腔内に水疱ができて気になる場合はいつでも相談してください。





みその歯科・矯正歯科

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院長 濵子 真吉